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ecdsa.com

XMSS と XMSS^MT

RFC 8391 と NIST SP 800-208 で規定された eXtended Merkle Signature Scheme は、WOTS+ のワンタイム鍵に基づくステートフルハッシュベース署名方式で、署名できる数を増やすマルチツリー版もあります。
別表記XMSSXMSS^MTXMSSMTRFC 8391

XMSS は、ビットマスクと調整可能なハッシュ関数を用いることで LMS よりも厳密な安全性証明を持ちますが、その分計算コストはやや高くなります。パラメーターセットは SHA-256 または SHAKE と、高さ 10、16、20 のツリーを組み合わせたもので、XMSS^MT はツリーを階層化して最大 2⁶⁰ 個の署名に対応します。LMS と同様に、署名者はワンタイム鍵を決して再利用してはいけないため、状態の管理はクラッシュしても破綻しないものでなければならず、鍵を複製してもいけません。

実際には、ハードウェアやファームウェアでの採用は LMS のほうが多く、XMSS は、たとえばドイツの BSI が推奨するプロファイルや一部のセキュアブートの実装で使われています。SLH-DSA は、署名サイズが大きくなる代わりに状態を不要にしています。

規格と参考文献

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