処理は、アカウント鍵で JWS 署名した HTTPS リクエストで進みます。アカウントを作成し、識別子を列挙したオーダーを送信し、認可ごとに 1 つのチャレンジ(http-01、dns-01、tls-alpn-01 のいずれか)を完了させ、オーダーの finalize URL に CSR を送り、証明書チェーンをダウンロードします。各リクエストは新しい Replay-Nonce の値を含み、保護ヘッダーでその URL に紐付けられます。
チャレンジへのレスポンスは鍵認可(key authorization)token ‖ "." ‖ base64url(JWK thumbprint of the account key)(RFC 8555 §8.1)から導出されるため、別のアカウントが再利用することはできません。拡張には、tls-alpn-01(RFC 8737)、IP 識別子(RFC 8738)、ACME 更新情報(RFC 9773)、Let's Encrypt の classic、tlsserver、shortlived などの証明書プロファイルがあります。
クライアントには Certbot、lego、acme.sh、Caddy、cert-manager があります。ACME を提供する CA には Let's Encrypt、ZeroSSL、Google Trust Services、Sectigo、DigiCert、SSL.com があり、step-ca や Vault などのプライベート CA も ACME に対応しています。証明書の有効期間が 47 日へと短縮されつつあるため、公開 TLS では ACME が事実上必須です。