SCT には、ログ ID(ログの公開鍵の SHA-256)、ミリ秒単位のタイムスタンプ、拡張、証明書データに対する署名が含まれます(RFC 6962 §3.2)。埋め込み SCT は、X.509 拡張 1.3.6.1.4.1.11129.2.4.2 の中に TLS エンコードされたリストとして格納されます。一方、TLS 拡張 signed_certificate_timestamp(18)はハンドシェイクの中で SCT を届けるため、サーバーは証明書を再発行せずに SCT を追加できます。
クライアントは、独自のログリストを使い、自身の CT ポリシーに照らして SCT を数えます。あるログが後で信頼されなくなっても、信頼が取り消される日より前にそのログが発行した SCT は、引き続き数えられる場合があります。有効な SCT が足りない証明書は、Chrome では NET::ERR_CERTIFICATE_TRANSPARENCY_REQUIRED で検証に失敗します。
SCT デコーダーでは、証明書の SCT にどのログがいつ署名したかを確認できます。