JA4 フィンガープリントは 3 つの部分からなります。たとえば Chrome の TCP 接続では t13d1517h2_8daaf6152771_cb7bf5808d99 となります。各部分は、人が読めるプレフィックス(TCP なら t、QUIC なら q、TLS のバージョン、SNI がドメインなら d、暗号スイートと拡張の数、最初の ALPN)、ソートした暗号スイートの SHA-256 を切り詰めた値、そしてソートした拡張(SNI と ALPN を除く)の後に署名アルゴリズムを出現順に続けたものの SHA-256 を切り詰めた値です。GREASE 値は無視されます。
JA4 は JA3(Salesforce、2017年)に取って代わりました。JA3 は拡張を通信上の順序のままハッシュしていたため、2023年初めに Chrome が拡張の順序をシャッフルし始めると、値が安定しなくなりました。JA4 はボット検出、マルウェアの追跡、トラフィック分析に使われます。識別するのはソフトウェアであってユーザーではなく、uTLS などのライブラリを使えば誰でもフィンガープリントを模倣できます。JA4 自体は 3 条項 BSD ライセンスですが、その他の JA4+ の手法(JA4S、JA4H、JA4X など)は、商用利用を制限する FoxIO License 1.1 を採用しています。