クライアントは sntrup761 の公開鍵と X25519 の公開鍵を送ります。サーバーは sntrup761 の暗号文と自身の X25519 鍵を返し、双方が 2 つの共有秘密をまとめて SHA-512 でハッシュして SSH の共有秘密を得ます。最初は TinySSH と OpenSSH で sntrup4591761x25519-sha512@tinyssh.org として提供され、現在の名前は RFC 9941(情報提供、2026年4月)で標準化されました。
NTRU Prime は NIST の第 3 ラウンドの代替候補で、標準化されたアルゴリズムではないため、FIPS を重視する環境では ML-KEM のハイブリッド(RFC 10042)が好まれます。OpenSSH は両方を引き続きサポートしており、10.1 以降のクライアントは、セッションがどちらも使っていない場合に警告を出します。ハイブリッドであるため、X25519 と sntrup761 のどちらか一方が破られていない限り安全性が保たれます。