発行者は保有者の公開鍵をクレデンシャルに入れます(SD-JWT では cnf.jwk、mdoc ではモバイルセキュリティオブジェクト内のデバイス鍵)。提示の際、保有者は検証者ごとに異なる新しいチャレンジに署名します。SD-JWT では typ が kb+jwt で、aud、nonce、iat、sd_hash を含む JWT を使い(RFC 9901 §4.3)、mdoc ではセッショントランスクリプトに署名または MAC を付けます(ISO/IEC 18013-5)。検証者は nonce とオーディエンスを確認し、別の検証者へのリプレイを防ぎます。
キーバインディングの強さは、保有者の鍵がどれだけ保護されているかで決まります。そのため、ウォレットは鍵を安全なハードウェアに保管し、発行者は発行前にウォレットや鍵のアテステーションを求めます。同じ考え方は、OAuth では送信者制約付きトークン(DPoP、mTLS)として現れます。